● 不動産面白恐怖新聞 vol.24 ローン解約戦争勃発 ●
「今になってそんなこと言うのか・・・」
今回のお話に登場するお客さまには、悪意はないと思いたい。
ある仲介会社の仲介によって、ウチの会社の物件を契約していただいた
お客様Bさんのお話です。
仲介会社の担当者Tさんから電話がありました。
Tさん 「Kohさん、ちょっとこれから御社へ伺ってもいいですか?Bさんの
件でお話があるのですが・・・。」
Koh 「はぁ、わざわざお越しいただくということは、あんまりイイお話では
ないですねぇ」
「ずばり、ローンでしょうか?」
Tさん 「ビンゴ!!」( ̄ー ̄)v
Koh K ( ・_・)┌θ☆( >_<) T
Tさん 「ともかくご説明に伺います!!」
上司のヒトと一緒にTさんがやってきました。よくよく話を聞いてみると、
・Bさんには既存の借り入れがあり、このままでは融資が受けられない。
契約時点でTさんはそのことを知っていた。
・しかし銀行への事前打診の結果、融資実行までに既存借り入れを返済すれば
融資可能と言われており、Bさんにも返済できるとの確認を取っていた。
・Bさんに、今になって急にお金の用立てが出来なくなり、既存借り入れが返済
できないと言われ、銀行からもそれでは融資できないと言われた。
・よって売買契約の住宅ローンの特約に基づき白紙解約したい。
簡単に説明するとこんな感じ。
うーん見事な3段論法だ。あっぱれ!!こりゃしょうがないね。
上司 「そういうわけでして、売主さんとしては納得いかないかもしれませんが
Bさんに消費者センターにでも行かれたらコトですし・・・。」
「ウチの担当も条件のあるローンと説明していたようですから・・・。」
Koh 「ええっ!?き、聞いてないよ〜!」

そ、そんなこと今はじめて聞いたぞ。だいたい聞いていたらそんな不安定な状態で
契約を締結するわけないじゃないか。
この点、実は大問題なのです。仲介会社が知っていたことを売主に告げずに
契約を締結した場合、住宅ローン特約の適用がないだけでなく、売主から
損害賠償の請求を受けてしまうケースもあるのです。
仲介会社も買主も!!買主もなんです!!
「仲介会社に言ったから・・」は通用しないそうです。(←顧問弁護士談)
だから、なにか不安要素があるときは、しっかりと、売主、仲介会社両方に
伝えるようにしてくださいね。
Koh 「そんなコト急に言われても、「はいそうですか」とは言えませんよ。」
「だいたい、既存借り入れがあるだなんて今はじめて聞きましたよ。
そんな適当な状態で、借り入れを消せるかどうかもわからない状態で
契約の締結をするんですか、御社は!」
「これは御社のミスですよ!!!」
上司の眉がピクッと動きました。
ほほぅ、オレのするどいツッコミにあせったのかな?
いや、このヒトの鋭い眼光にビビッたのでした・・・・。
「やっぱり、呼んだ?」

つづく
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投稿者 koh : 2006年01月14日 19:14
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