● 住まいと健康 建物の洋風化はおシャレだけど ● vol.12
洋風化した住まい、建物自体が健康を害している というお話
洋風化された建物は、見た目は非常におシャレになり、たしかに丈夫な住まいには
なりました。
またタタミからカーペット、フローリングと変わっていった床は掃除もしやすく清潔に
生活できるようになりました。部屋壁もそうですね。わたしが子供の頃は壁は塗り壁でした。
よくコリコリとほじくりかえして穴をあけ、親に怒られたものです。
それが今は密閉性の高いボードを下地にきれいな壁紙、クロス張りになり、汚れたら
水拭きも出来ます。
これらの素材は手入れもしやすく、見た目もキレイで、昔ながらの自然素材をいかした
造りに、ものすごい勢いで取って代わっていきました。
バブルの崩壊後、住まいの低価格化がすすむ中、家の価格を下げるのにも、これらの
素材は大活躍しました。
化学の力でつくられたこれらの内装素材や塗料、接着剤などは、安く、大量に住まいを
つくるのに向いていました。
素材自体が大量生産でき、加工もしやすかったからです。
ただこれらの素材は製作される過程で大量の化学物質、化学薬品などを使用するの
ですがこの化学物質は空気に触れる事により、たえず揮発し有害物質となって空気中を
漂うのです。
また建物自体の密閉化がすすみ、空気の循環が少なくなってしまい、有害物質は
いつまでも部屋、生活の中に残るようになりました。
このような変な意味の相乗効果で、化学物質を原因とした「シックハウス症候群」のみ
ならず、ダニ、ノミ等を原因とした「アレルギー性疾患」などを引き起こすことになった
のです。
昔はよくあったスキマ風も健康、生活には重要だったんですね。

